白内障手術

当院は2階に最新の手術機器を導入した手術室がごさいます。
手術室の前には専用受付カウンターがあり、外来とは完全に切り離された空間となっております。
手術室の入り口と出口は別になっており、手術を受ける前の患者様と、手術を受けた後の患者様が導線的にすれ違うことがありません。

また、個室のリカバリー室が3部屋あり、手術準備から術後の安静時間まで、プライバシーが守られた状態で落ち着いて過ごすことができます

リカバリー室にはご家族も入室可能です。安心してお過ごし下さい。

当院は2階に最新の手術機器を導入した手術室がごさいます。
手術室の前には専用受付カウンターがあり、外来とは完全に切り離された空間となっております。
手術室の入り口と出口は別になっており、手術を受ける前の患者様と、手術を受けた後の患者様が導線的にすれ違うことがありません。

また、個室のリカバリー室が3部屋あり、手術準備から術後の安静時間まで、プライバシーが守られた状態で落ち着いて過ごすことができます

リカバリー室にはご家族も入室可能です。安心してお過ごし下さい。

わたしたちは眼の中に水晶体というレンズを持っており、常に水晶体を通して世の中を見ています。
白内障とは、このレンズに濁りが生じる状態を指します。

水晶体が濁ってくると、常に濁ったレンズ越しに世の中を見ることになるため視力が低下してゆきます。
いくら良い眼鏡をかけても、眼の中に存在する曇った水晶体が邪魔するため視力が上がりません。

水晶体の濁りをとってくれる薬は世の中に存在しません。そのため、水晶体の濁りは外科的に除去する必要があります。
水晶体は薄いカプセル(嚢)の中に中身(実質)がつまっている構造をしていますが、濁るのは実質の部分だけです。

手術ではカプセルの一部に切り欠きを作成し、ここから濁った実質を細かく砕きながら吸引して除去します。その後、からになったカプセルの中にクリアな人工のレンズを挿入することにより、それまで曇りガラス越しに世の中を見ていた状況を改善し視力を向上させます。

水晶体の濁りの進み方には個人差があるものの、加齢によって少しずつ強くなっていきます。そのため、ある程度の年齢になると「太陽光や対向車のライトを眩しく感じる・室内が薄暗く感じる・色のコントラストが低下する」といった白内障の初発症状を感じ始めます。

その後、眼鏡をかけても視力が出ない・見え方が悪いといった症状が出てきます。人間は情報の80%以上を視覚から得ていますので、見え方が悪くなると生活の質が下がりストレスを感じることになります。このストレスが、手術を受けることに対するストレスに勝るタイミングが手術の受け時と考えて良いかと思います。

幸いなことに、機械や技術の進歩によって手術を受ける際の痛みなどは軽減されてきています。特別な理由が無い限り、体への負担が少ない局所麻酔で、日帰り対応にて手術を受けて頂くことが可能です。白内障手術を受けるべきかお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

診察の上、適切な手術時期についてお伝えいたします。手術を押しつけるようなことはありませんのでご安心下さい。

技術の進歩により、現在では眼内に挿入したレンズが濁ることは基本的にありません。ですから、早い時期に手術をしたからといって、再び手術を受ける必要が出てくることはないと考えて大丈夫です。
レンズが濁ることはありませんが、レンズを収めたカプセル(嚢)が術後1〜2年して濁ってくることがあります。このことを後発白内障といいます。この際は、レーザーを用いてカプセルの濁りを除去する処置ができます。この処置は痛みもなく5分程度で終了します。眼に傷が入るわけではありませんので、処置当日も変わらず生活できます。

白内障手術が決まったら、細かな検査と診察のために術前に2回、ご来院頂きます。
手術の3日前からは、術前点眼を開始して準備します。
手術当日はリカバリー室で問診・血圧測定・散瞳などを行い手術の順番が来るのを待ちます。
順番が来ましたら術前室に移動します。リクライニングする椅子の上で眼の表面を清潔に洗浄します。

その後、隣の手術室に移り手術を受けます。手術は約15分程度で終了します。

手術が終わりましたら、ご家族の待つリカバリー室に看護師のサポートのもと移動します。術後の問診や全身状態の確認、術後安静時間をベッドの上で過ごした後に帰宅します。

*白内障以外に眼に病気がある場合は術後の視力の改善に限界があります。当院ではこの点に加え、白内障手術のリスクについても術前に詳細な説明を行います。説明を聞いた上で、手術を受けるか否か判断下さって構いません。白内障が気になる方はお気軽に当院スタッフまでお声かけ下さい。